本書では、いまだあまり知られていない医薬分業の歴史に始まり、薬局のライフサイクル、薬学教育6年制を迎えこれから求められる薬局のあり方が記されています。急速に変わりつつある医療制度の中で、薬局も時代に合わせた変化が必要です。 薬局の息子として育ち、現役の医師でありながらも実家の薬局を継いだ著者だからこそできた、医療と薬業の橋渡しによる新しい医療環境の創造、薬剤師の新たな可能性を、本書を通し広く世に伝えることによって、崩壊の危機にある現在の地域医療のあり方を見直し、よりよい医療制度を作っていくきっかけとなることを願っております。
「薬局3.0」薬事日報社発行 定価2,800円(税別)全国書店で発売中。
薬局3.0(やっきょく・さんてんぜろ)概要
- 第1章:薬学生に人気がない「調剤薬局」
- 第2章:医薬分業がもたらしたもの
- 第3章:医薬分業は永遠に成長する?
- 第4章:薬局51年周期説
- 第5章:第3世代薬局到来の必然
- 第6章:コミュニティファーマシーと補完医療
- 第7章:コミュニティファーマシーと在宅医療
- 第8章:今を生きることの幸運を生かそう