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日時:2018年10月14日(日)13:00〜17:05
会場:AP東京八重洲通り7階(〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10番7号)
研修後記
高齢化社会を迎えているわが国において、高齢者に対する薬物療法の需要はますます高まってきています。そんな中、加齢に伴い薬物動態や薬物反応性が一般成人とは異なってくることや複数の併存疾患に対する治療薬同士で薬物相互作用が生じたり、薬物有害事象が発生したりといった問題も生じています。更に、生活機能や生活環境の変化により服薬そのものに関しても問題を生じやすい状況にあります。
そして厚生労働省からは、本年5月に高齢者の薬物療法の適正化を目指し、高齢者の特徴に配慮したより良い薬物療法を実践するための基本的留意事項をまとめたガイダンスとして、「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)について」が発信されています。
そこで、高齢者医薬品適正使用ガイドライン作成ワーキンググループに参画された東京大学医学部附属病院薬剤部 大野能之先生をお迎えし「薬局薬剤師によるポリファーマシーへの対応 〜高齢者の医薬品適正使用の指針を学ぶ〜」と題した薬剤師あゆみの会 認定薬剤師指定セミナーを開催致しました。
受講者は、今回のセミナーで学んだことを活かし、高齢者における薬物動態を踏まえ、質の高いコミュニティファーマシストとして活躍していくものと期待しています。