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日時:2018年7月1日(日)10:30〜17:00
会場:セミナーハウス クロス・ウェーブ梅田(大阪市北区神山町1−12)
研修後記
超高齢化社会を迎えたわが国において、地域包括ケアシステムの実現化に向けて様々な取組みが為される中、高齢者を中心に医療から介護へのシームレスなサービスの提供体制が求められています。
そして保険薬局においては、患者さんが来局するのを待つ時代から、来局する患者さんへの対応と来局できない患者さんへの対応が求められており、患者さんの服薬後の薬物動態に責任を持ち指導をするだけでなく、患者さんに現れる薬効等の継続的な把握や服薬情報等に関する処方医へのフィードバック、他職種との連携、残薬管理や処方変更の提案等を通じて、地域の医療提供体制に更に貢献することが期待されています。
今回のセミナーでは次の各項目の習得を目指しました。
・地域包括ケアにおける薬剤師の役割の整理
・患者さんの状態を把握するポイント及び他職種へ繋げるポイントの学習
・薬学的フィジカルアセスメント手技のトレーニング
・症例検討を通して具体的な業務に落とし込む練習
会場では、今後の薬剤師業務に活かしていこうとする姿勢で、セミナー会場は熱気に満ちており、セミナー終了後には「本日のセミナーを受講して意義や手技を理解できた。」「今後実践していきます。」といった声が寄せられ、これからの受講者の活躍に期待しています。