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日時:2017年11月12日(日)13:00〜18:00
会場:AP東京八重洲通り(東京都中央区京橋1-10-7)
研修後記
わが国の重要課題の一つである国民医療費の増大。
超高齢化社会を迎え、ここ数年は毎年1兆円を超えるレベルで増え続けており、2025年度には2011年度の約1.5倍の60兆円になるといわれている。
そんな中、従来の対物業務に加え対人業務への対応が求められている薬剤師が、その専門性を発揮していくことで目の前の課題を解決するだけでなく、その存在価値を示し、増え続ける国民医療費に対して如何に歯止めを掛けていくかが重要視されている。
そのポイントとなる点を「長期処方における薬学的判断の実践」という演題であやせ薬局 齋藤 勲先生から、「今こそ問う、フィジカルアセスメントの必要性」という演題で日本薬科大学 鈴木 勝宏先生からご講義いただいた。
更に、薬剤師の在宅実務で経験したケースを実践報告として共有することで、今後の取組みに活かすことができる学びの機会になったと考えています。
今後、多くの薬剤師が地域のメンバーと連携し、その課題を解決していくことを通して、質が高く効果的な医療・介護の提供体制の構築に寄与してくれることだろう。
是非、参加された先生方には、より具体的に推進されていくことを期待いたします。