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2016年11月3日(木祝)13:00〜18:00
会場:AP東京八重洲通り13階 (東京都中央区京橋1-10-7)
研修内容
全国から薬剤師、医師、管理栄養士、事務職員などの多職種医療介護関係者116名が参加しました。
在宅実践報告では、現場でのポリファーマシー解消を目指した工夫の紹介、残薬による自殺の予防啓蒙活動、アドヒアランス向上の必要性などが発表され、非常に参考になりました。
続く総合ディスカッションでは、平井みどり先生(神戸大学医学部附属病院教授・薬剤部長)座長の元、フロアと演者が一体となり活発な質疑応答がなされました。
最後に狭間研至先生(薬剤師あゆみの会理事長・医療法人嘉健会思温病院院長)からは、「薬剤師の役割は、時間軸として薬を飲んだ後が勝負」「薬を減らすことありきではなく、患者背景に寄り添い最適な治療戦略を立てると、結果的にポリファーマシー解消となる」「平成28年度診療報酬改定で盛り込まれたかかりつけ薬剤師とは、困ったときに頭に浮かぶ頼りになる薬剤師であり、患者や医師をはじめ多職種と良好な関係を作り信頼を得ることが重要」と激を飛ばされたのが深く心に刻まれました。