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日時:2016年7月3日(日)10:30〜18:00
会場:セミナーハウス クロス・ウェーブ梅田(大阪市北区神山町1−12
研修内容
在宅未経験または訪問経験が少ない薬剤師26名が全国から参加しました。
まず「患者のための薬局ビジョン」から、国は薬局に何を求めているか、在宅対応は特別ではなく基本業務の1つであること、地域包括ケアシステムの仕組み、地域包括支援センターの役割、保険制度、多職種連携の重要性など全般を理解しました。
次に、薬剤師自らバイタルサインを収集する重要性・意義を知り、その上で薬剤師が薬学的アセスメントを実行する目的を学び、その瞬間の数値という「点」でなく、前後の結果という「線」をみることを理解しました。
聴診器、血圧計、パルスオキシメーターの実技指導後、薬剤師患者役の2人1組となり、挨拶から始め、バイタルサイン(脈拍、血圧、心音、呼吸音)測定ロールプレイを行い、グループ内で手技を評価し合いました。患者が不安にならないよう、数値は言い切る、測定は2回以上しない、順番は問わないが自分なりに流れを決めるなど、具体的なコツも習得しました。
さらに、薬局窓口で五感を駆使して「みる」ことの重要性と方法を学び、実際の症例について問題点をグループで話し合い、薬剤師として気づき、情報を読み、職種それぞれの特徴を知り、在宅は外来の延長にあることを学びました。