-
日時:2015年11月28日(土)17:30〜29日(日)15:30【2日間】
会場:セミナーハウス クロス・ウェーブ梅田(大阪市北区神山町1−12)
研修内容
薬剤師あゆみの会では、新人〜2年間で計3回の研修(新人研修会、および2回のフォローアップ研修会)を通じ、「全ての面で後輩を育成できるレベル」を目標にコミュニティファーマシストに必要な基礎スキルを習得します。
今回のフォローアップ研修会の第1回目には、全国から5月の新人研修会以来の再会となる仲間22名と新規に薬剤師2名を迎え、計24名が参加しました。
まずは、処方監査の重要性と処方箋への検査値開示の意義・考え方を理解しました。そして実際の処方箋を用いて、薬の専門家として何を監査するのか、医師の処方意図、患者への確認質問の投げかけ方法、疑義照会ポイントなど、グループディスカッションで徹底的に議論し、患者のアドヒアランス向上に貢献する一歩進んだ処方監査実践を行い、発表しました。
さらに、セルフメディケーション概念を学び、地域包括ケアシステムの中で薬局薬剤師が担うべき患者の健康管理支援の役割を学びました。ベテランと合同のグループディスカッションでは、OTCの知識がなく意見が言えない自分に歯がゆい思いをしたことも、明日への意欲につながりました。
また、患者の訴えを正しく理解し服薬指導に繋げるために、ファシリテーションスキルを学びました。ロールプレイでは患者役の講師を説得するために、専門知識はもとより傾聴の力、コミュニケーションスキル等、必要なことが多くあるとわかりました。
自らの業務を振り返り、今後の学びへの姿勢を大きく変化させる、有意義で盛り沢山な2日間を過ごしました。