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日時:2015年5月21日(木)13:00〜24日(日)13:30【4日間】
会場:セミナーハウス クロス・ウェーブ梅田(大阪市北区神山町1−12)
研修内容
全国から6年制卒薬剤師4期生42名が参加し、新人薬剤師合宿研修会を大阪で開催しました。合宿の名にふさわしく、朝9時(または8時半)〜21時半まで、実践講義、実技実習、グループワーク、ランチョンセミナー、在宅オープンセミナーと息つく暇のない内容の濃いプログラムの3泊4日でした。
我が国の医療の問題点、その中で薬局薬剤師のあるべき姿、地域包括ケアで担っていくべき薬物治療にかかる責任の重大性を学び、「質の高いコミュニティファーマシスト」を目指して、調剤、リスクマネジメント、服薬指導、在宅医療、OTC、漢方、主体性、コミュニケーション等多岐にわたる実践スキルをバランス良く身につけました。
特に今年初の試みとして、菅野彊先生(どんぐり工房)による「薬物動態学を臨床現場で活かす」ための講義・ワークを取り入れ、国試以来触れていなかった最も薬剤師として専門性を発揮できる知識分野を再確認し、薬剤師にしかできない患者の安心安全を守る術を再認識しました。
また、3日目午後の「在宅オープンセミナー〜認知症患者への多職種連携による在宅ケア〜」では、在宅医師、歯科医師、薬剤師から在宅の現状を学びました。また医師、歯科医師が薬剤師に期待していること、そして在宅第一線で活動する薬剤師は患者さんに寄り添い地域に根差した活動をしていることを聞いて多くの気づきを得、周りの熱意に触発され、多くの薬剤師が今後自身で取組んでいく覚悟を固めました。
新人研修会終了時には、42名の同期薬剤師は自発的にSNSで繋がる提案をしました。今後将来にわたり手を取り合って医療を進めていけば、こんな大きな財産はありません。
なお、「在宅オープンセミナー」内容詳細につきましては、別項の受講レポートをご参照ください。