概要/理事長ご挨拶

少子高齢化社会の到来に伴い新しい地域医療のあり方が模索されている中、薬学教育6年制が導入され、従来とは異なる薬剤師像が造り出されようとしています。

中でも、今や年間6億6千万枚を超える処方せんを、5万2千軒の薬局、約12万人の薬剤師が応需するようになったいわゆる「調剤薬局」のあり方は、今後、大きく変わっていくことが予想されています。

我が国の外来診療を支える医療インフラとしての処方せん調剤業務を担うだけでなく、介護現場や在宅医療における服薬支援、OTC医薬品や漢方薬、サプリメント等の適正使用への積極的な関わりなど、これから薬局薬剤師については、大きな可能性が秘められています。

本会は、実務に携わる薬局が中心となって設立された薬剤師卒後教育を目的とした非営利法人ですが、薬剤師認定制度認証機構の認証をうけた生涯研修制度のプロバイダーとして、「質の高いコミュニティファーマシストを育成する」という理念を胸に、薬局薬剤師が身につけるべき知識や技術を学べる機会を提供していきたいと考えております。

現在、日本の医療は、「医療崩壊」とも呼ばれる危機に直面しておりますが、薬剤師の職能拡大、薬局の職域拡張は、その有効な解決策の一つになるはずです。次世代の薬局薬剤師を目指す、志高い薬剤師の皆様のご参加をお待ちしております。

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