認定薬剤師指定在宅セミナーin広島

研修後記

今、わが国においては65歳以上の約10人に1人が認知症と言われている。
これが85歳以上になると約4人に1人。

更に2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症を発症する見込みです。
しかし、早期に発見できれば、進行を緩やかにすることができる認知症。

患者・住民との関わりの度合いが高い薬剤師が、その職能を活かして早期に適切な治療やケアに繋げていくこと、それは薬剤師の大切な役割であると考えられる。

今回のセミナーでは、東京都大田区の大森医師会が2014年に開発された認知症簡易チェック法のTOP-Qについて、工藤千秋先生に分かりやすくご教示いただいた。

次いでTOP-Qを活用した受診勧奨活動を露木健一郎先生からご発表いただく等、薬剤師が今後の取組みに活かすことができる学びの機会になったと考えています。

今後、多くの薬剤師が地域の方々との接点を活かし、認知症早期発見、早期対策に向けた活動を活発化させてくれることだろう。

認知症を発症されても軽度の期間を延長させていく事例が増えてくるかもしれません。
そうすれば、健康寿命の延長に寄与できることでしょう。

是非、参加された先生方には、より具体的な形で展開されていくことを期待いたします。

ご参考
くどうちあき脳神経外科クリニック
工藤千秋 先生のご紹介(大田区ドクターズ)
TOP-Qについて(大森医師会)

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