認定薬剤師指定在宅セミナー「がん終末期における薬剤師の関わり方」

研修後記

総務省統計によると、わが国の総人口は年々減少しており約30年後には1億人を切ると予測されています。つまり、わが国では年間百数十万人が亡くなられる見込みですが、既に医療機関だけでは看取りに対応できない状況下にあるといえますので、薬局薬剤師が人生の最終段階の医療に携わるケースは益々増えてくると思われます。

今回のセミナーでは「がん終末期」にテーマを絞って、在宅にてがん患者とそのご家族を支える医師、看護師、薬剤師が、それぞれの視点から実症例・問題点を提起し、がん診療や在宅療養を支える仕組み、地域包括ケアでの薬剤師への期待を交えて、がん終末期における薬剤師の関わり方について理解を深めて参りました。

今後、他職種と連携しながら薬剤師としての職能を活かし、がん患者とそのご家族を支え地域で活躍する姿を期待しています。

受講風景

受講者の声



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