第16回新人薬剤師合宿研修会2017

研修後記

「第16回 薬剤師あゆみの会 新人薬剤師合宿研修会」では、大学で学んだ知識技能を、より実践に即して深く広く学ぶ機会と位置付け、地域医療を担う「かかりつけ薬剤師」育成を目指し、全国から61名の参加で開催いたしました。

3泊4日の短期間の合宿ではありますが、座学だけでなくワークや実習を交え、朝から晩まで参加者の理解度向上に繋げるプログラムは、参加者の満足度の高いものであったのではないでしょうか。更に所属企業の壁を越えた全国の同期薬剤師という横の繋がりだけでなく、諸先輩との交流機会もあり、充実度も高いものであったことでしょう。

プログラムに目をやると、初日のオリエンテーション後に当法人研修委員長の安田から主体性を発揮する習慣を身に着けることから始まり、最終日の当法人理事長の狭間からこれからの薬剤師に求められる対人業務へとの流れは、薬剤師としての心構えから、今後に向けた方向性を示しており、一つひとつの科目はかかりつけ薬剤師に求められる知識・スキル・態度で形作られていました。

参加者が今回の研修で得たものの大部分は「わかる」レベルだと思われますが、これからの実践において「できる」レベルへと底上げしていくでしょうし、将来にわたり手を取り合って切磋琢磨できる仲間ができたことは、「できる」をさらに「成果」へと繋げていくものと確信しています。

薬剤師あゆみの会では、今後2度のフォロー研修を予定していますが、参加者がひと回りもふた回りも成長していくことを期待しております。

受講風景

受講者の声



メニュー