第15回 新人薬剤師合宿研修会2016

研修内容

全国から51名(男性22名、女性29名)が参加し、新人薬剤師合宿研修会を大阪で開催しました。例年の如く9時~21時半まで、座学だけでなく、演習、グループワーク、実技実習、ランチョンセミナー、在宅オープンセミナーと息つく暇のない内容の濃い3泊4日合宿で、地域包括ケアシステムの中で薬物治療を担う「かかりつけ薬剤師」を目指して、調剤、リスクマネジメント、服薬指導、在宅医療、OTC、漢方、主体性、コミュニケーション等多岐にわたる実践スキルをバランス良く身につけました。
特に、外部講師としてお招きした菅野彊先生(どんぐり工房)からは、薬剤師にしかできない薬物動態学を臨床現場で活かして患者の安心安全を守る術を、杉浦方紀先生(医薬品医療機器総合機構)には、早く正確な情報を取得するツールPMDAメディナビ、現場からの副作用報告方法等を学びました。大森眞樹先生(熊本市薬剤師)から伺った、被災地での薬剤師救援活動映像に涙した参加者も多数いました。
また、3日目午後の在宅セミナーでは、在宅第一線で活躍する薬剤師の活動を知り、今後自身で在宅に取組みたいと感じました(詳細は別項参照)。
研修会終了後には、毎日ラウンジスペースで懇親を深め、将来にわたり手を取り合って切磋琢磨できる仲間という宝物を得ました。

受講風景

受講者の声




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