田中秀治国士舘大学教授(救急診療医)による講義やインストラクターによるデモが行われました。調剤薬局店頭でヒトが倒れたという設定です。インストラクターは救急救命士および、それを目指す学生さんです。
インストラクターのデモを見たあとは、いよいよ実習です。3人に1体の人形プラス、簡易版の人形2体ということで、常に手 を動かしている状態です。みなさん、本当に熱心に取り組まれていました。熱心で、その情熱に引っ張られるような感じでした。1時間あまりの実習が終わると、今度は実技試験です。横では、その模様をインストラクターが採点しています。
実技試験の後は、筆記試験です。その後に田中先生による講義がありました。
皆さん熱心に学ばれたこともあって、実技、学科ともに全員合格されました。一人一人の名前が記載された認定証が授与されました。
終りに集合写真を撮りました。左が午前の部、右が午後の部です。
地域医療の担い手として「薬局に行けば必ずAEDがある」「そこの薬剤師は救命救急の基礎的な知識と手技を身につけている」ということは、非常に有意義であるということを再確認しました。いくつかの課題も気がつきましたので、また、よりよい形で、継続して開催していきたいと思います。